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作詞 藤 五月
作曲・編曲 ＭＡＴＳＵ
特別なことよりも、さりげないこと
この風に逆らわない、だけど流されない
当たり前のこと当たり前に生きる
その意味もわからずに見つめてた風見鶏
風の想い出ならいくつも数えたわ
ようやく見えてきた、あなたの強さが
あ〜、風の誘惑ならこだわらないことね
機をうかがいあなたこそ
羽ばたく時が来る、あなたこそ
あなたに見えること
私には見えないけれど
今の私、あなたが見えるのよ
つまらなく思えるその生き方を
その意味もわからずに見つめてた風見鶏
風の想い出ならいくつも数えたわ
ようやく見えてきた、あなたの強さが
あ〜、風の誘惑ならこだわらないことね
機をうかがいあなたこそ
羽ばたく時が来る、あなたこそ
風の想い出ならいくつも数えたわ
ようやく見えてきた、あなたの強さが
あ〜、風の誘惑ならこだわらないことね
機をうかがいあなたこそ
羽ばたく時が来る、あなたこそ
ユ キ ノ シ タ
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３枚・約２４８ＫＢ)
ス ケ ッ チ ノ ー ト
最近、彼や彼女の関心を引くために、見栄をはることを推奨するかのようなテレビＣＭを見かけます。多かれ少なかれ、そういう気持ちは誰にでもあることと思います。それが全部悪いとは思いませんが・・・。
お金を借りてまでして、そうすべきかど
うか・・・、という思いが私にはあります。どうせ同じ物を買うのであれば、ローンや借金して買うより、先ずお金を貯めてから買った方が、少なくとも金利分は安く買えるでしょう。
お金に対して堅実な人は貧乏臭く、気前のいい人はカッコよく、人によってはそう見えるのかもしれません。でもそれは、偽りの多い表面を見ているだけではないでしょうか？
こういう思いを込めた場面設定で、この歌詞をまとめました。
このメロディーに歌詞を付けるための第一のポイントとして、どの音符に「風の想い出」という言葉を貼り付けるかを考えました。その前後に何らかの言葉を付け加え、それも含め最適な所はどこかと探しました。
例えば仮に「過ぎ行く風の想い出」としたら、どこかにぴったりと当てはまらないか・・・。サビの部分で、似ている音符の流れが２ヶ所あったので、そこはどうか・・・。「風の想い出なら」とすれば、合いそうだぞ。その後をどうするんだ。「いくつも数えたわ」・・・うんうん、いい感じ。
でも「風」って具体的には何だ？ 「風邪をひいた」想い出じゃあ、あるまいし・・・。「人」と解釈すればいいかな。出会い・別れ・通り過ぎる人。・・・いいかもね。第二のポイントは「風」という言葉、及びその解釈だね。
でも、次に「風の想い出」を当てはめようとした所の、その後の流れ（メロディー）はちょっと違うぞ。う〜む、「風の誘惑ならこだわらないことね」という感じかな。
「風の想い出なら」の前のメロディーに対して、何故か「風見鶏」という言葉が浮かんできました。で、風見鶏がどうしたんだ。「見つめてた風見鶏」、よしよし。結構メロディーに合ってるんじゃないの・・・。何を見つめていたんだ？
と、まあこんな具合にして歌詞を考えました。どうでしたか、作詞講座になりましたっけ？
この曲を聴くには、ＭＩＤＩデータを再生可能な環境が必要です。ＭＡＴＳＵさんのホームページはこちら（http://www.ismusic.ne.jp/meyes/） です。